自転車の空気入れが簡単にならないかと思っている方はいませんか?
空気入れの先をタイヤに付いた空気を入れる部分に装着するのが面倒だったり、空気を入れている途中で外れたりとイライラすることはありませんか?
自転車のタイヤに空気を入れる部分をバルブと言います。
バルブには『英式バルブ(ウッズバルブ)』や『仏式バルブ(フレンチバルブ)』、『米式バルブ(シュレッダーバルブ)』があります。
ママチャリには殆ど英式バルブが使われていますが、値段の高い折りたたみ自転車やミニベロ、スポーツタイプには仏式バルブや米式バルブが使われることが多いです。
DAHON K3には仏式バルブが採用されていますので、このバルブに対応する空気入れを購入する必要があります。
空気を入れる時にタイヤのバルブに固定する方法もいくつかあり、クリップの様に挟んで固定するタイプやねじ込み式で固定するタイプ、ワンタッチで固定するタイプなどがあります。
この記事ではDAHON K3の空気入れとしておススメできるパナレーサーのワンタッチポンプを紹介します。
パナレーサーのワンタッチ口金とは?
空気入れのチューブの先に付いた口金をワンタッチでバルブに装着できる機構を採用しています。
一般的なポンプにはレバーが付いていてレバーを上げたり下げたりすることで口金をバルブに固定したり、外したりすることが出来ます。
このレバーの上げ下げの手間が省けて、口金のバルブへの脱着が簡単に行えるといった優れものです。
パナレーサーのワンタッチ口金はT字型になっていて左右で適合するバルブの型式が違います。
ワンタッチポンプ
ワンタッチポンプには空気圧が計測できるゲージがついて、英式/米式/仏式のバルブがに対応したモデルと、ゲージの付いた英式バルブ専用のモデルがあります。
DAHON K3のバルブは仏式ですので、英式/米式/仏式のバルブに対応したモデル『BFP-02AGEZ2』についてご説明します。
従来のワンタッチポンプがリニューアルされて、次のようにより快適に便利に使用することができるようになりました。
英式バルブクリップが不要 | 口金が英式・仏式バルブ対応 |
使いやすさ向上 | ラバーグリップを採用したハンドルと安定感のある大型フットステップ |
快適なポンピング | シリンダの改良で高圧でもスムーズにポンピング |
便利な空気圧ゲージ | 本体上部にあり見やすく、エアリリースボタンで入れ過ぎた空気を調整 |
DAHON K3に使用する場合は仏式の青色のバルブ口が飛び出た状態にして、その突起部分をタイヤ側のバルブに押し込みます。
バルブ口を取り外す時は、バルブ側の反対側に飛び出した突起を押し込むことでバルブからバルブ口を取り外すことが出来ます。
携帯ミニワンタッチポンプ
小型で軽量なアルミ製携帯ミニワンタッチポンプで、ノーマルタイプの他に高圧対応モデルや高圧対応ゲージ付きタイプもあります。
カラーはそれぞれの品番にシルバーとブラックの2色が準備されています。
品番 | タイプ | 本体材質 | 対応バルブ | 重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|
BMP-22AEZ | ノーマル | アルミ | 米・仏 | 85g | 170mm |
BMP-23AEZ | 高耐圧 | アルミ | 米・仏 | 100g | 170mm |
BMP-24AEZ | 高耐圧ゲージ付 | アルミ | 米・仏 | 200g | 260mm |
仏式バルブへの着脱
DAHON K3に空気を入れる手順は次の通りです。
口金をバルブから取り外す時に勢いがついて、指がスプロケット(歯車状の部品)に当たってケガをします。
スプロケットの反対側から着脱するか、軍手などで手を守って作業をしてください。
実際の使用感
ワンタッチポンプ『BFP-02AGEZ2』を実際に使用した感想をズバリ言いますが、とても使いやすくて簡単で便利です。
- ラバーグリップを採用したハンドルと安定感のある大型フットステップでとても使いやすい
- 口金を差し込むだけでバルブへ取り付けができるので簡単
- 空気圧ゲージと入れすぎた空気を減らせるエアリリースボタンがとても便利
本体のラバーグリップのハンドルは握り易くて、大型のフットステップは足での固定がシッカリとできるので、スムーズにポンピングが出来ます。
また、使用後はホースをフックで簡単に収納できるので邪魔になりません。
バルブに口金を固定するのに洗濯ばさみのようなもので挟み込む必要もなく、仏式の出っ張った口金部分をバルブに押し込めばカッチと装着が完了するので簡単でとても便利です。
ワンタッチ口金は空気を入れている最中に抜けることも無く、タイヤへ一気に空気を注入することが出来て助かります。
空気圧ゲージは本体の上部に設置されていて見やすく、空気圧のメモリの近くに移動式の印が付いています。
この移動式の印をタイヤ圧の規定値に設定しておけば空気入れの都度、印のある適切な空気圧まで空気を注入したり、過剰に入れた空気をエアーリリースボタンで調整して印まで調整したり出来てとても便利です。
まとめ
自転車のバルブ(空気を入れる口)には3つのタイプがありますが、DAHON K3は仏式バルブが採用されています。
空気入れは自転車のバルブに合ったものを使わないと空気を入れることが出来ません。
洗濯ばさみのように口金(空気入れの先端の部分)をバルブに固定するタイプは取り扱いが面倒で、ポンピングをしている間に外れることもあります。
ワンタッチポンプの口金はワンタッチでバルブに取り付け出来て、ポンピング中も外れることのない優れものです。
DAHON K3やロードバイクなどの仏式バルブの空気入れには、ワンタッチポンプがおススメですので是非ご検討ください。
この記事がDAHON K3や仏式バルブの自転車の空気入れをお探しの方のご参考になれば幸いです。
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