スタンレーランチボックスにコーヒー道具を入れての外コーヒーは楽しいですよね!
ランチボックスを開いた蓋裏の部分に天板を載せると、ミニテーブルとして使うことが出来るのでとても便利です。
また、そのミニテーブルにドリップセットを載せてコーヒーを淹れると、とてもお洒落に見えて気分も上がります。
この記事では、100円ショップで購入できる材料と、道具で簡単に製作できるスタンレーランチボックス用の天板についてご紹介します。
自作の天板と下敷き
スタンレーランチボックスには5.2Lと9.4Lの2種類のサイズがありますが、はこフグは9.4Lの天板と下敷きを製作しました。
スノコを使った天板作りがYouTubeで紹介されていますが、分解したスノコを1枚に繋げるのに「カバンテープ」を使用している方が多いです。
はこフグは、より快適に天板の折り畳みが出来ると考えて、伸縮性のある「ゴムベルト」をスノコを繋げるのに使用しました。
自折り畳みが自由に出来たのでゴムベルトの方で正解だった!?
天板は折り畳んだりクルクルを巻けるので、スタンレーランチボックスの蓋の裏面に収納出来て便利です。
スタンレーランチボックスには、持ち運びの為の取っ手が付いていますが、蓋を開いた時にこの取っ手が邪魔をして、蓋の裏面が物を入れる下の部分(ボックス本体)と平行になりません。
そこで必要になるのが、ボックス本体の上面と蓋の裏面平行を出すための下敷きになります。
下敷きはランチボックス本体の外側の下に敷きますが、スノコをカットしただけのものではズレちゃうので、ボタン磁石をカットしたスノコに取り付ける加工をしました。
我ながら素晴らしいアイデアと出来栄えでした👍
天板は巻いて、下敷きは磁石で重ねて収納出来ます!
準備するもの
材料は全て100円ショップのダイソーで購入しました。また、製作用の道具の殆どの物もダイソーで購入したものです。
材料 | ・桐スノコ ・着脱楽ちんゴムベルト ・塗料 ・ボタン磁石 |
製作用 | ・鉛筆 ・メジャー ・のこぎり ・カッターナイフ ・はさみ ・紙ヤスリ ・新聞紙 ・塗装筆 ・ガムテープ ・木工用ボンド ・タッカー ・マイナスドライバー |
製作ステップ
天板製作は6ステップ
スタンレーランチボックスの蓋の裏面をメジャーで測り、縦・横のサイズをメモします。
ランチボックスの裏蓋にはボトルを固定する針金がついており、天板を載せた時に干渉して水平が取れません。
天板に切り込みを入れるために、この針金が付いている部分の間隔を測ってメモしておきます。
スノコの平たい部分を天板に加工するので、手で押さえながら分解します。
材木が柔らかい桐なので、接着面が剝がれやすくて欠けるので慎重に板と板を引き剝がす必要があります。
注意しないと、使いたい面の一部が細い木材に持って行かれちゃいます。
細い木の部分が平面に残る場合は、カッターでそぎ落とすか、紙ヤスリで削り取ります。
使いたい平面が窪んだ場合は、使わないスノコの一部を切り取って埋め込んで、木工用ボンドで接着するか、窪みが小さければ木工用ボンドを流し込んで、それぞれ紙ヤスリで削れば修復できます。
Step1で計測したサイズを基に、若干長めに天板のサイズを決め、スノコをカットする位置に鉛筆などの筆記用具で印を付けます。
印を付けたカット位置に切り取り線を引いて、その線に沿ってスノコをのこぎりでカットします。
ランチボックスの針金に接触する部分はのこぎりとカッターナイフで凹型に切り込みを入れます。
のこぎりでカットした切り口は粗くなっているので、紙ヤスリで磨いてなめらかにします。
この時に、カット面だけでなく全体にヤスリがけをすると、塗装が綺麗に仕上がります。
塗装を綺麗に仕上げるために、2度塗りをします。
塗装の乾燥は、新聞紙を広げた上にスノコを分解して出来た使わない細長い木を置き、その上に塗装した板を載せて行います。
塗装がシッカリと乾いたら板をゴムベルトで繋ぎます。
ランチボックスの蓋を開いて、板を天板状に並べて位置をシッカリと決めます。
そのままの状態でガムテープで動かないように板と板を繋げます。
ランチボックスから天板を取り外して、ガムテープの面を下にして置き、ゴムベルトを取り付ける位置に合わせてカットします。(2本)
ゴムベルトを木工用ボンドで天板に貼り付けて、その後にタッカーで針止めして固定していきます。
木工用ボンドが乾いたら完成です!
下敷き製作
スタンレーランチボックス底の左右の部分を測定します。
ランチボックスの底の周りは約1cmの幅で少し盛り上がっているので、その部分の長さ・幅などを測ってメモします。
計測した長さを基準に、スノコ板にカットする形状を書きます。
のこぎりで長方形にカットした後に、コーナー部分の線に沿ってカッターナイフで削って形を整えます。
ボタン電池を取り付ける為の窪みを4か所作ります。
取り付け位置にボタン電池を置いて鉛筆などの筆記用具で縁取りをします。
縁取り線に沿ってカッターで切れ込みを入れた後に、マイナスドライバーで円に沿って板を削り、ボタン電池の高さまで掘ります。
ヤスリがけと塗装は天板と同じように行います。
窪みに木工用ボンドを流してボタン電池をはめ込んで、木工用ボンドが乾燥したら完成です。
ポイントと注意点
桐のスノコで天板を製作する時のポイントは、針金が干渉する部分の加工と、ゴムベルトを貼り付ける時の板と板の間隔です。
針金が干渉する部分に凹の切れ込みを入れる時は、桐板が柔らかいので慎重かつ丁寧に加工する必要があります。
また、この凹部分が的確に針金部分を挟み込むようにする必要があり、これが出来ればボックスの蓋裏に天板を載せた時のズレ防止になります。
ゴムベルトを貼り付ける時に板と板の間隔を気持ち開けることで、適度なゴムの伸びにより天板を快適に巻いたり、折り畳むことが出来ます。
下敷きにボタン電池を取り付ける窪みを作る時に、慎重かつ丁寧にカッターナイフやマイナスドライバーで作業をしないと、窪の周りが剥がれて綺麗な円になりません。
左の下敷きは、木の剥がれが多いですね。
材質が柔らかいので、細かな加工は難しい!
まとめ
スタンレーランチボックスの蓋を開いて、蓋裏に天板を載せるとミニテーブルが出来上がります。
そこに、必要なコーヒー道具を載せると、気分も上がって淹れたコーヒーが更に美味しく感じます。
天板はクルクルと巻いたり、折り畳むことが出来るので、ランチボックスへの収納も可能です。
天板をミニテーブルとして使うのに、ランチボックスに下敷きを取り付けると水平が確保できるのでより快適に使うことが出来ます。
低予算で簡単に出来ますので、スタンレーランチボックスをお持ちの方は、ぜひトライしてみてください。
この記事がスタンレーランチボックスを、より快適/便利に使いたいと思っている方のご参考になれば幸いです。
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