移住先で登った久住山・阿蘇山・高尾山・大山・城山 – 眺めは良かったけど危険な体験も!

巷で山ガールが流行った時期に登山を始めました。大分/横浜/福岡に在住していた時に登った『久住山』『阿蘇山』『高尾山』『大山』『城山』についてエピソードを含めて紹介します。

大分に在住していた時に九州の全ての山を制覇しようと意気込んでバックパックや登山靴、スティック、おしゃれなウェアを揃えました。

思わぬ旦那さまの横浜転勤で登山の機会も減り満足に活用できていないのがとても残念ですが、福岡に移住したことで『祖母山』『由布山』『開聞岳』などをこれから制覇したいと思っています。

目次

久住山(くじゅうさん)

<概要>
大分県竹田市:標高1,786m

高低差も少なく比較的に容易に山頂を目指せる標高1,330m地点に位置する牧ノ戸峠のコースを選ぶ方が多いようです。

霧が多いのでガスで視界が悪い場合には道に迷ったり、岩に足を取られて転倒しケガをするリスクもあるので十分な注意が必要です。

牧ノ戸峠の登山口には大きな駐車場がありますが、朝早く到着しないと満車で停められません。

<実際に登ってみて>
竹田市内から442号線で「くじゅう花公園」へ向かうと、右手前方にそびえ立つ久住山が見えてきてその雄大できれいな姿に感動します。

牧ノ戸峠の登山口には大きな駐車場がありますが、シーズン中は朝早く到着しないと満車で停められません。(下山すると多くの路肩駐車も見かけました。)

久住山は比較的登りやすい山ですので、中学生や高校生達がジャージ姿に運動靴といった軽装で走って登るのも何度か見かけました。

阿蘇山(あそさん)

<概要>
熊本県阿蘇地方:標高1,592m

「火の国」熊本のシンボル的な存在で親しまれる山ですが、世界でも有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持った活火山です。

阿蘇山というのは総称で高岳(たかだけ 1,592m)/中岳(なかだけ 1,506m)/根子岳(ねこだけ 1,433m)/烏帽子岳(えぼしだけ 1,337m)/杵島岳(きしまだけ 1,326m)を阿蘇五岳(あそごがく)とも呼ばれています。

<実際に登ってみて>
仙酔峡からの周回コースを登ったのですが、登山口から植物は少なく大きな岩の上を登って渡って歩く場所もあり、岩と灰色の砂しかない異様な景色の中を歩きました。

当時、火口を挟んだ観光客の観覧ゾーンを左手に見ながら火口の縁を歩いていたのですが、突然、サイレンが鳴り始めて有毒な火山ガスが発生したので緊急避難してくださいとのアナウンスがありました。

慌てて火口を離れようと走ったのですが、途中で息苦しさを感じ有毒ガスにやられたと思いながらもなお走り続けて事なきを得ました。

逃げ延びた後で旦那さまと苦笑したのですが、息苦しさを感じたのは有毒ガスが原因では無くて、逃げる途中の緩やかな上り坂を全力で走ったのが原因だったと思います。

※有毒ガスは本当に危険ですので情報収集を事前にシッカリ行って、立ち入りが禁止されている区域には絶対に入らないようにしてください!

高尾山(たかおさん)

<概要>

東京都八王子市:標高 599m

古くから山に籠って厳しい修行を行うことで悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰の霊山とされています。

東京都心から近いこともあり、年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れます。ケーブルカーで「高尾山駅」、リフトで「山上駅」へ行って、そこから手軽に登るコースも用意されています。

<実際に登ってみて>
登山用の服と装備で万全の態勢を整えて高尾山に電車とバスで向かいました。現地に付くとジーンズにTシャツ、スカートにパンプスといった軽装の多くの若者がいたので若干の恥ずかしさを感じながら登りました。

軽装の若者たちは途中までケーブルカーやリフトを使って登っているみたいでした。

山頂にも多くの若者がいて写真を撮ったりソフトクリームを食べたりしていて、手軽に行ける観光地のような状況にショックを受けました。

登りは一番ハードな稲荷山コース、下りはお店も沢山あるメインコースの1号路を歩いたのですが、登りはシッカリと登山をした気分で下りは観光といった感じでした。

大山(おおやま)

<概要>
神奈川県伊勢原市/秦野市/厚木市:標高 1,252m

丹沢大山国定公園に属していて富士山のようなピラミッドの美しい山容から、古くから庶民の山岳信仰の対象とされる山で神奈川県有数の観光地の一つです。

天気の良い日には「富士見台」からきれいな富士山の姿を拝むことも出来ます。

<実際に登ってみて>
小田急 伊勢原駅でバスに乗り換えて約30分で「大山ケーブル」バス停へ到着し、「大山ケーブル駅」まで歩きます。ケーブルカーに乗車し終点の「阿夫利神社駅」で降りて登山を開始します。

登りは普通の登山と同じように適度な負担と疲れが足に出ましたが、下りは近道の「女坂」を選んだのですが正しい選択は急がば廻れでした。

急な勾配に数多くの階段エリアが配置されていて、階段を一段降りる度に膝がプルプルと震えるし、ふくらはぎが痛ーいととんでもない目に遭いました。

下山する途中で東南アジアの国から観光に来たらしき女性が上半身を起こして横になっているのを見ました。

女性はワンピースにパンプスといった軽装というよりは街中を観光する服装で登山に来ていて、パンプスで足を痛めたのか歩けない状態となっていました。

数人の登山者が声を掛けて介抱をしていましたので、そのままスルーしたのですが途中で担架を持ったレスキューの4名とすれ違ったので無事では無いでしょうが下山はできたと思います。

レスキューの皆さま本当にご苦労様です!

城山(じょうやま)

<概要>
福岡県宗像市:標高 369m

宗像地方では知られた山で地元の小学高の遠足にも利用され、九州でも有名な登山がしやすい山とされています。昔は『蔦ヶ岳(つたがたけ)』と呼ばれていて、山頂に『蔦ヶ岳城』の城跡があります。

<実際に登ってみて>
赤間登山口を発着する城山往復コースまで自転車で行って途中の砂利の駐車場に停め、坂道を歩いて登山口へ行きました。

登山口には数台を停められる駐車や水洗トイレ、湧き水が飲める整備した水汲み場があります。

下山する際にトレーニング姿で走って登る数人とすれ違ったのですが、山道は狭いので注意が必要です。

山頂から見晴らせるポイントが数か所あり、「神宿る島 沖ノ島」が見える場所もあったのですが、当日は霞んでいて見えませんでした。

宗像市に移住して1か月くらいして登ったので、宗像市の全体を大まかに見ることが出来て良かったです。

まとめ

久住山夏の久住山の姿は雄大できれいです。コースにも拠っては登りやすい山ですが走って登るのは危険ですのでやめましょうね!

阿蘇山有毒ガスの発生する活火山です。火山/登山情報をよく確認して行くようにしてくださいね!

高尾山スニーカーで気軽に登れる山で、シーズン中の山頂はめちゃくちゃ混雑するので覚悟してね!

大山 :整備された階段も多く登りやすい山です。下山ルートの階段が地獄ですので膝の弱い方は事前に検討をしてね!

城山 :ハイキング気分で登れる山です。トレーニングとして走って登る方もいる様ですのですれ違いに気を付けてね!

登山はリスクを伴いますので事前の下調べや準備、装備をシッカリして無理なく登ることを強くお勧めします。

山は登りは体力勝負で大変ですが山頂での記念撮影や景色を見ながらお弁当を食べるのは最高ですね。

歳のせいか登山から2日後にピークに達する筋肉痛には悩まされますが、それでも次は何処に行こうかと考えるのは何故でしょうか 。

紹介した5つの山はそれぞれに特徴がある素晴らしい山ですので機会があればぜひ登ってみてください。

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