車中泊を始めようと思っているんだけど軽自動車なので寝具が...
軽自動車だと車の中でぐっすりと眠れないんだけど...
何か良い方法や改善できるグッズが無いかお探しの方はいませんか?
車中泊は車の中で眠ることが基本となりますが、単純にシートを倒して寝れば良いとお思いの方や、実際に車中泊を行ってシートを倒すだけでは不便を感じた方も多いのではないでしょうか。
旅行やレジャーで車中泊を行いますが、睡眠がしっかりと取れていないと次の日の日程に影響し、楽しいひと時を過ごすことが出来なかったりします。
はこフグは旅館やホテルでの宿泊費を節約するために車中泊をおこなったり、車中泊のキャンプなどの経験があります。
計画的な車中泊で快適に過ごせた実績や、急遽、車中泊をしなければならな状況になったりしたことで辛い思いをした経験などもあります。
そこでこの記事ではこれから車中泊をしてみようかと考えている方や、車中泊で不便な思いをした方で何かいい方法がないか模索している方に是非揃えて欲しいサンシェード(目隠し)/マット/シュラフの3つのアイテムを紹介します。
この記事を読めば軽自動車の狭い車内でも快適に睡眠がとれる前述の3つのアイテムについて理解することが出来ます。
車中泊のリスク
車中泊のリスクには次の様なものがあります。
- 車内が見える場合に防犯上のリスク
- リクライニングでの睡眠はエコノミー症候群になるリスク
- 寒さによる体調不良を起こすリスク
このようなリスクを軽減、防止できるのがサンシェード(目隠し)やエアーマット/インフレーターマットなどのマットとシュラフ(寝袋)になります。
サンシェード(目隠し)
サンシェードなどの目隠しがあると、街灯の下や朝方の明るい中でも快適に眠ることが出来ます。
また、社内で食事をとることも着替えを行うことも人に見られる事もありませんし防犯上も安全です。
場所によっては街灯が一晩中点灯していて明るくて眠れないこともありますが、サンシェードがあれば解決します。
カー用品店で販売されているサンシェードはフロントガラスのものが殆どですが、車中泊では前方座席の両サイドのウィンドウと後部座席の両サイドのウィンドウ、リヤウィンドウにセットするものがあると全て遮光できて快適です。
車種によってはウィンドウの形状にピッタリと合う専用のサンシェードがネットで販売されています。
段ボールやクッション素材の材料で自作する方もいますが、専用のサンシェードは隙間もなく吸盤でシッカリと密着して簡単に外れることが無いのでお勧めです。また取り外しも簡単な構造になっています。
車種に合った専用のサンシェードには外側が銀色のアルミ加工がされているものがあり、直射日光や外気を遮断してくれるので車の中で快適に過ごすことが出来ます。
マット(エアーマット/インフレーターマット)
エアーマットやインフレーターマットがあれば、車内の凹凸も緩和して快適に睡眠をとることが出来ますし、エコノミー症候群を防止できます。
車種によって、シートを倒してフラットに出来るタイプがありますが、フラットになるといってもシートの形状やシートの間隔で全く凸凹が無くなることはありません。
この凸凹を緩和するのにタオルやクッションを使う方もいますが、多少の凸凹であれば、エアーマットやインフレーターマットだけで緩和出来ます。
また、エアーマットやインフレーターマットは空気を抜いてコンパクトに出来ますので、使わないときは場所を取らずに車へ載せて置くことが出来ます。
キャンプでエアーマットやインフレーターマットを使う場合は、地面の尖った石や木の枝などで穴が空く恐れがありますが、車中泊ではよほどのことが無ければ穴が空くリスクが無いのでおすすめです。
エアーマットとは?
エアーマットは息を吹き込んだり、手動や電動のポンプで空気を入れて使うマットです。
材質はナイロンやポリウレタンが主流で軽くてコンパクトに畳んで丸めることが出来ますので狭い車内でも場所を取りません。
サイズにもよりますが、かなりの量の空気を注入する必要がありますので、手動または電動式のエアーポンプを使うことをお勧めします。
寝心地については注入した空気がいいクッションとなり平坦に設置できれば快適ですが、材質がナイロンやポリウレタンであることから滑りやすく傾斜のある設置では滑って落ち着かない場合もあります。
傾斜がある場合にはクッションやタオルなどで段差を調整すれば滑りも解消できます。
インフレーターマットとは?
インフレーターマットは、マットの中にウレタンフォームが入ったものです。
ウレタンフォームによりクッション性が高まりエアーマットより快適に寝ることが出来ます。
空気注入バルブをオープンにすると自動的に空気が入ってある程度まで膨らみますが、快適に使うには息を吹き込んだり手動や自動のエアーポンプで空気を注入する必要があります。
ある程度まで自動で膨らむので、エアーマットよりも空気を注入する時間は短縮出来て楽です。
ウレタンフォームのクッション性のお陰で、横になっても車内の凸凹は殆ど気になりません。
収納時の大きさはウレタンフォームが入っていることでエアーマットまでは小さくなりませんが、ある程度の大きさまで丸めて収納袋に収まるので軽自動車に積み込みも可能です。
エアーマットとインフレーターマットの比較
項目 | エアーマット | インフレーター マット | コメント |
---|---|---|---|
寝心地 | 〇 | ◎ | ポリウレタンが入ったインフレーターマットの方が優れる |
収納性 | ◎ | △ | エアーマットは納時に500mlペットボトルサイズのものあり |
準備のしやすさ | △ | 〇 | インフレーターマットはある程度まで自動で空気が入る |
快適性を取るか収納性を取るかに拠りますが、車内で快適に寝ることを考えるとインフレーターマットがおすすめです。
積み込む荷物が多い場合には断然、500mlペットボトルサイズまで小さく収納できるエアーマットがおすすめとなります。
シュラフ(寝袋)
季節にも拠りますが、夜は気温が下がりますのでシュラフが1枚あれば寒さを凌ぐことが出来ますので、寒さで風邪を引いたり体調を崩すことも防止できます。
また、シュラフに入ったり掛けて使うことで体の上に被さるものがあり睡眠時に安心感があります。
シュラフは対応できる気温が低いものほど値段が高いので、最低使用気温9度、快適推奨温度15度~20度の3シーズン使えるものが手軽な値段で問題なく使用できます。
寒い時期にはシュラフの中に入れられる毛布のインナーシュラフもありますので併用するととても快適です。
毛布や薄い掛布団は折りたたんでも荷台の場所をとりますが、シュラフであればコンパクトに丸めて付属の収納袋にいれて圧縮することも出来ますので狭い軽自動車の車内に積み込んで運ぶのに適しています。
まとめ
車中泊は外部の人から車内が見られたりする防犯上のリスク、リクライニングでの睡眠はエコノミー症候群を発症するリスク、寒さにより体調不良を生じるリスクなどがあります。
サンシェード(目隠し)やエアーマット/インフレーターマットなどのマットとシュラフ(寝袋)を導入することで前述の様なリスクを軽減または回避することが出来ます。
また、積載量が少なく狭い空間の軽自動車で快適に車中泊を行うには是非揃えて戴きたいアイテムとなりますので、ご参考となれば幸いです。
ご参考ですがルーフラックがあると荷物を車の上に置けて、車内を広々と使えますよ!
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