家庭の粗大ゴミ、面倒な手続きをして、お金を払って処分していませんか?
木製の家具、衣類保存用のプラスチックボックスなどは、解体して一般ゴミとして処分することができます。
一般ゴミとして各自治体に出せば、処分費用を大幅に削減できます。
この記事では、短時間で粗大ゴミの解体が出来る、電動ノコギリを紹介します。
粗大ゴミの処分には手間と時間が掛かる!
粗大ゴミは家具や家電などで、各自治体の指定のゴミ袋に入らないものです。
粗大ゴミの処分には大きく分けて、3通りの方法があります。
- 自治体に回収・処分を依頼
- ごみ処理場へ持ち込む
- 粗大ゴミ収集会社へ依頼
それぞれの処分方法によって、手間や労力、費用の掛かり方が違いますが、一般ゴミの処分よりは負担が大きくなります。
粗大ゴミを一般ゴミに!
家具など解体して切り刻める粗大ゴミは、一般ゴミとして処理できるサイズまで小さくすれば、自治体が指定するゴミ袋に入れて出すことができます。
一般ゴミとして処分すれば、掛かる費用は自治体が指定するゴミ袋代金だけになり、大幅に処分費用を節約できます。
粗大ゴミの解体は大変?
木製の家具などの解体には、トンカチやノコギリが必要となります。
家具の組み合わせ部分は、トンカチで叩いて外して、ノコギリで一般ゴミとして捨てられる指定のサイズまで切り刻みます。
この解体で一番の労力を必要とするのが、ノコギリで切る作業です。
桐製の家具であれば、普通のノコギリ(手ノコ)で切る作業も大きな負担はありませんが、固い木製のものや合板を切るとなると、かなりの労力と時間が必要です。
電動ノコギリは解体作業が楽ちん!
手ノコによる粗大ゴミの切断作業は、時間と労力が必要です。
電動ノコギリを使えば、ノコギリを手で引く作業が無くなり、短時間で切断することが出来ます。
短時間で木材などの切断が出来るのが、電動ノコギリのメリットですが、デメリットは、本体+バッテリーでかなりの重さになることです。
また、切断する時の振動も大きいので、手に負担が掛かります。
電動ノコギリはプラスチックも切断できるので、パイプや衣装ケースなども簡単に切断することが出来ます。
ノコギリ刃を金属の切断用に替えれば、鉄製のラックやパイプなども切断することが可能です。
電動ノコギリで切れる材質は?
電動ノコギリは、木材やプラスチック、金属、竹、塩ビ、石膏ボード、コンパネなど、さまざまな材質の物を切断することができます。
注意する点は、切断する対象物の材質に合ったノコギリ刃を使うことです。
適切なノコギリ刃を使用しないと、切り始めに刃が横滑りしたり、割れ易いプラスチックは破片が飛び散るなどして危険です。

手袋、防塵メガネなどで、安全対策をしましょう!
粗大ゴミの解体に適した電動ノコギリ
電動ノコギリの種類に、レシプロソー、ジグソー、丸ノコなどがあります。
家具などの粗大ゴミの解体には、レシプソーが適しています。
種類 | 特徴 |
---|---|
レシプソー | ノコ刃が前後に動いて切断、解体や剪定などに向いている |
ジグソー | ノコ刃が上下に動いて切断、カーブや丸みのあるカットに適している |
丸ノコ | 円盤状のノコ刃が高速で回転、大きな板も真っ直ぐに切れる |
電動ノコギリ選びのポイント
粗大ゴミの解体に適した電動ノコギリのレシプソーですが、「作業のしやすさ」「安全性」「切断性能」などを考慮して選ぶのをおススメします。
- 作業のしやすさ
-
・本体+バッテリーの重量が軽いもの
・扱い易いグリップの形状や位置のもの
・切断時の振動が少ないもの
・長時間使えて、充電時間は短いもの
・バッテリー残量が分かるもの - 安全性
-
・誤作動を防ぐロック機能付きのも
・LEDライト付きのもの - 切断性能
-
・ブレード(刃)のストローク幅が広いもの
・ブレード(刃)のストローク数が多いもの
その他のポイントですが、電動工具や電動草刈り機などをお持ちの方は、同じメーカーの物を検討するのが良いと思います。
既にお持ちのバッテリーを共用できれば、追加のバッテリーを購入する必要ないのでお得です。
まとめ
家具などの粗大ゴミは、小さく切断して一般ゴミとして処分が可能です。
手ノコでは大変な解体作業ですが、電動ノコギリを使えば短時間で作業を終わらせることが出来て便利です。
解体作業に適した電動ノコギリはレシプソーですが、作業のしやすさ、安全性、切断性能が良いのもを選びましょう。
この記事が、粗大ゴミの処分に困っている方の一助になれば幸いです。


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