枕の高さが自分に合っていないので、肩や首筋の凝りが酷いのではと思っていませんか?
・枕を替えたいけど、自分にあった高さの枕をどうやって探して良いか分からない
・寝具売り場に色々な形状や大きさ、高さの枕が売られているけど、どれにして良いか迷う
・オーダーメイドで自分に合った枕を作ることを考えたけど、値段が高くて二の足を踏んでいる
といった方も多いと思います。
この記事では、リーズナブルな価格で自分に合った高さに調整できる枕をご紹介します。
肩や首筋の凝りの解消だけでなく、いびきの解消も期待できるかも知れませんので、ぜひ最後まで読んで見て下さい。
自分で高さ調整できる枕の魅力
高さ調整枕は、自分に合った理想的な高さに調節でき、健康に重要な睡眠を快適にサポートします。
ウレタンシートや中材を出し入れすることで高さを調節できる枕が、、各メーカーから多く発売されています。
価格帯は2千円から1万円が多く、オーダーメイド枕よりも、値段が安い傾向にあります。
一般的な枕と同程度の価格で、自分に合った高さに調整できることが、高さ調整枕の魅力です。
肩や首の凝りを解消するための重要性
肩こりや首のこりの原因の一つに、睡眠時に肩や首に負担がかかり過ぎてしまうことがあります。
枕の高さを調整して、肩や区部に負担のかからない姿勢で寝ることで、肩こりや首こり、ストレートネックになりづらくなります。
いびき対策にも効果的な高さ調整枕
いびきの一つの原因に、気道が狭くなることがあります。
自分にあった高さや形状の枕なら、気道を確保しやすくなり、いびきをかきづらくなります。
- 高さのある枕:頚椎が真っ直ぐになってしまい、いびきの原因になる
- 頚椎部分が盛り上がっている形状:緩やかなS字を描くことで、気道を確保しやすくなる
高さ調整の方法とその効果
理想的な高さとは?睡眠姿勢の確認
仰向け寝・横向き寝、うつぶせ寝、それぞれの体勢に適した枕の高さは次の通りです。
- 仰向け寝
- 首とマットレスのすき間は立ったまま測る
- リラックスしてあごを引いて立ち、約15度ほど顔はうつむく形で壁に頭と背中を付けて測定
- 壁と首のすき間の一番深い部分(頸椎弧)が、その人の理想の枕の高さの目安
- 頸椎弧はかなり個人差があり、平均は1.5~5cm程度
- 体格の良い方ほど高く、やせ形の方やストレートネックの方は低めという傾向
- 横向き寝
- 寝たときに首の骨を床と平行に保つ高さが理想
- 肩の高さがあるぶん、仰向けで寝た時よりも少し高くなる
- 横向き寝の枕の高さを測るときは、床ではなく実際に自分が使うマットレスに寝て測る
- マットレスには、多少なりとも肩が沈み込むので、その分を差し引く必要がある
- 横向き寝の枕の高さは、仰向け寝に比べるとだいたい3~5cm程度高くなる
- 仰向け寝の頸椎弧の平均から考えると、4~10cm程度
- うつぶせ寝
- 実際に寝てみて、首や頭に負荷がかからない高さ
- 目安としては、仰向け寝よりも1~2cm低い
- 仰向け寝の頸椎弧の平均から考えると、0.5~3cm程度
通気性や硬さの調整で快適さをアップ
枕に使用される代表的な素材は、綿・羽毛・パイプ・ファイバー素材・低反発(高反発)ウレタンなどです。
枕は、素材で通気性や硬さが違います。
- ウレタン
- ウレタンフォームやウレタンジェルなどを使用した低反発枕(高反発枕)
- メリットは、やわらかめの素材で首や頭によくフィットすること
- 程よい硬さも備えるので寝返りのしやすい製品が多い
- 洗濯できないので、綿や羽毛と同様に洗濯可能な枕カバーが必要
- デメリットは、高密度なので熱がこもりやすく、蒸れやすい点
- 通気性があまり良くないため、夏は清涼感のある枕カバーなどの併用がおすすめ
- パイプ、ファイバー素材
- パイプやファイバー素材は、通気性の良さが魅力
- 丸洗いが可能な枕もあるので、手入れがしやすいのも嬉しいポイント
枕の高さ調整に適した素材に、マイクロ玉わた、ソフトパイプ、ハードパイプがあります。
まとめ
快適な睡眠を取るのに、枕選びは重要です。
通気性や硬さなども大事ですが、肩こりや首のこり、いびきを緩和するのには、自分に合った枕の高さも重要です。
オーダーメイドで自分にあった高さの枕を作るのが一番ですが、かなりのお値段がします。
自分で高さを調整できる枕は、手頃な値段で簡単に自分に合った高さに合わせることが出来るのでおススメです。
この記事が、首や肩のこり、いびきなどの解消に、枕選びを検討中の方のご参考となれば幸いです。
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