東京から日光・鬼怒川に行くなら車よりも電車とバスが便利でおすすめ!

都内からアクセスしやすい人気の観光地に栃木県日光市がありますが、自動車で行くか電車でいくか迷っている方はいませんか?

日光市には日光東照宮や華厳の滝などの有名な観光スポットと関東有数の大型温泉地で知られる鬼怒川温泉などがあるので、ゴールデンウィークやお盆連休、紅葉の時期にとても混雑します。

そこでこの記事では、1人~3人の少人数で電車とバスを利用した日光観光について解説します。

この記事を読めば電車とバスを選択することで予算を抑え、限られた時間の中で効率良く日光市の観光スポットや宿泊地を移動できることが分かります。

実際に日光に行って観光で利用した電車とバスでの移動経験も織り交ぜて記事にしましたので、日光・鬼怒川観光を計画中の方はぜひ最後まで読んでください。

はこフグ

秋の紅葉シーズンの前に早めの検討とホテル・旅館の予約をおススメします!

目次

日光までは自動車か電車か?

都内から日光までの移動は、高速道を使って車で移動するルートと電車で移動するルートの2つが一般的です。

少人数では電車が有利!

都内から少人数で日光へ移動するには、電車を利用することをおすすめします。

混雑時の自家用車での移動は渋滞に巻き込まれるリスクが大きいですし、レンタカーの利用においては少人数では料金も割高になります。

自動車に比べて電車の移動では渋滞に巻き込まれることも無いですし、運転で疲れることもありませんので自ら事故を起こすリスクがありません。

どの電車が便利?

浅草を出発とした場合は、東武特急に乗車するのがおすすめです。

浅草発では大きく分けて、急行と普通電車を使う乗り方と特急を使うて乗り方の2つがあります。

急行と普通電車での移動はコストを最小限に抑えられる反面、乗り換え回数や停車駅が多く電車のスピードも遅いので乗車している時間が長くなります。

特急を使う場合はコストは高くなりますが、乗り換えの必要が無く停車駅も少ないので乗車している時間が短くなります。

市内観光は自動車かバスか?

少人数や混雑時期の市内観光の移動手段はバスをおすすめします。

自動車の場合

自動車での移動は自分のタイミングで自由な場所に移動が出来るといった利便性がありますが交通状況によって逆転します。

日光に電車で到着してレンタカーを借りて市内観光をすることもありですが、少人数では電車よりレンタカー料金が一人当たりで割高になることもありますし駐車料金も掛かります。

また、自動車での移動は渋滞に巻き込まれる恐れがあり、限られた時間を潰してしまうことがあります。

混雑時には満車の駐車場も多いので空くのを待ったり、空きの駐車場を探すのに時間が掛かります。

バスの場合

バスでの移動は発着の時間と場所が決められているので、どうしても時間を気にしなければならないといった不便さがありますが、各観光スポットの近くにバス停が設置されているので簡単に目的地に行くことが出来ます。

少人数ではレンタカーよりも一人当たりの料金が高くなる場合もありますが、お得な切符やバスのフリー券などの購入でレンタカーより低く抑えることが可能です。

混雑時はバスの場合も自動車と同様に渋滞に巻き込まれることもありますが、その場合は適当なバス停で降りて歩いて移動することも出来ます。

日光東照宮と市内観光はバスと徒歩で!

東武日光駅から東武バスで日光東照宮に近い安川町バス停までは約2.1㎞、徒歩で約28分の距離です。

日光東照宮に向かう道は、東武日光駅から登り坂道となっているのでバスを利用するのをおすすめします。

日光東照宮からの帰りは下り坂が多いので神橋近くの綺麗に澄み切った川と山の景色を見ながら進み、日光駅まで門前町を歩いて行くのがおすすめです。

かつて日光東照宮への参拝で賑わいを見せた門前町は歴史のある名店や、古民家を利用したステキな店が多くあります。

日光湯葉や和菓子の店、伝統工芸品を取り扱う店などが並び、創業100年を超える老舗も多く残る通りを食べ歩いたり、お土産を買ったりと楽しむことが出来ます。

大きな荷物はコインロッカーへ

電車で東武日光駅に到着して日光東照宮と市内をバスと徒歩で廻る場合に、スーツケースなどの大きな荷物が邪魔になります。

東武日光駅の改札口を出て直ぐ右側にコインロッカーがありますので利用すると便利です。

また、改札口を出て右手奥に階段がありますので、その階段を上がった2階にもコインロッカーがあります。

2階のコインロッカーに気づかない人が多いのか、意外と未使用のローカーが残っています。

1階のコインロッカーが全て使用中になっていても、諦めずに2階へ上がって見てください。

鬼怒川温泉は電車で!

鬼怒川温泉へは電車で東武日光駅から下今市経由で行くのがおすすめです。

日光市内を観光した後に、宿泊を目的に鬼怒川温泉へ行く方が多いと思います。一日の観光で疲れた後に電車で移動すれば体を休めることが出来ますし、疲労した中で事故のリスクがある自動車で移動するよりも安全で快適です。

鬼怒川温泉駅から徒歩圏内に数多くの旅館やホテルがありますので、電車で行っても駅から宿泊場所への移動に困ることは無いかと思います。

地図で見ると鬼怒川温泉駅から遠くに感じる旅館やホテルも実際は近くて、徒歩3分から10分の圏内にも数多くあります。

また、鬼怒川温泉駅からのバスもありますので、利用すれば少し遠くの宿泊場所にも行くことが出来ます。

都内からのお得きっぷは?

浅草駅発の電車でお得切符があり、東武日光駅までの往復と日光市の指定区間で使える切符がセットになった東武フリーパスが販売されています。

東武フリーパスの提示で施設や乗り物が割引料金で利用できるところもあります。

スクロールできます
きっぷ名 まるごと日光・鬼怒川
東武フリーパス
   まるごと日光
   東武フリーパス
  まるごと鬼怒川
  東武フリーパス
おもな出発地と値段  浅草発/6,320円  浅草発/4,810円  浅草発/4,830円
有効日数     4日間     4日間     4日間
往復乗車券  出発駅~下今市間  出発駅~下今市  出発駅~下今市間
フリーパスの内容
(乗り降り自由)
・東武日光~下今市~鬼怒川温泉~湯西川温泉間の東武線・野岩鉄道線
・日光~中禅寺温泉・湯元温泉方面のバス
・鬼怒川温泉から東武ワールドスクウェア・日光江戸村・湯西川温泉方面のバス
・東武日光~下今市~新藤原間の東武線
・日光~中禅寺温泉~湯元温泉間のバス
・日光駅~霜降高原間のバス
・東武日光~下今市~湯西川温泉間の東武線・野岩鉄道線
・鬼怒川温泉駅~東武ワールドスクウェア・日光江戸村・湯西川温泉方面のバス
上記の料金は2023年5月時点の情報によるものです。

注)特急を利用する場合には全席指定の特急券が別に必要になります。

はこフグ

朝の早い時間や夕方の遅い時間に発車する電車の切符は直ぐに売り切れるので早い時期に予約することをおススメします!

実際の日光・鬼怒川観光は?

電車とバスを使って3人で一泊二日(5月2/3日)の日光を旅行をしましたが、予定していた目的地と観光スポットを順調に廻ることが出来ました。

道路が混雑していてバスが少し遅れることがありましたが、10分~20分程度の遅れで大きな問題はありませんでした。

また、東武フリーパスを購入したことで個別に電車とバスを利用した場合に対して旅費を安く抑えることが出来ました。

一泊二日で観光した場所

初日は日光東照宮と神橋、門前町を観光して鬼怒川温泉に宿泊しました。翌日は東武ワールドスクウェアと華厳の滝を観光した後に東武日光駅前のお店でお土産を買って帰りました。

<初日>
浅草駅→東武日光駅→安川町バス停→日光東照宮の参拝→安川町バス停→神橋バス停→神橋の景観を楽しむ門前町を歩く→東武日光駅→鬼怒川温泉駅→ホテルに宿泊

朝9:00に浅草駅を出発し10:50に東武日光駅に到着する特急電車で日光へ行きました。日光東照宮の拝観で約4時間を使った後にバスに乗り神橋で降りて景色を楽しみました。

神橋からは徒歩での移動を選択して門前町を通って東武日光駅へ行きましたが、下り坂なので歩きやすく道沿いには湯葉料理の店やスイーツの店などが並んでいて、食べ歩くのに適した通りとなっています。

宿泊地は鬼怒川温泉で、東武日光駅発の電車に乗って下今市で乗り換えて鬼怒川温泉駅で降り、徒歩5分の場所にあるホテルに宿泊しました。(電車での所要時間は約50分)

<2日目>
ホテル→鬼怒川温泉駅→東武ワールドスクウェア駅→東武ワールドスクウェア→東武ワールドスクウェア駅→東武日光駅→中禅寺温泉バス停→華厳の滝→中禅寺温泉バス停→東武日光駅→お土産購入→東武日光駅→浅草駅

2日目は東武ワールドスクウェアの開園時間の9:00に合わせてホテルを出て、鬼怒川温泉駅から乗車し東武ワールドスクウェア駅で下車、徒歩約3分で現地に到着しました。

約1時間30分滞在して東武ワールドスクウェア駅から下今市経由で東武日光駅へ、そこからバスで華厳の滝へ向かい約1時間で到着しました。

華厳の滝と中禅寺をを観光で約1時間30分滞在後に東武日光駅へそして駅前のお土産店で買い物をして18:00前の電車に乗って帰路につきました。

フリーパスは間違いなくお得!

はこフグが利用した電車とバスが乗り降り自由なお得きっぷの『まるごと日光 東武フリーパス』とその都度に切符とバス料金を支払ったケースで費用の比較をしましたが、間違いなくお得きっぷの方が料金を抑えられました。

スクロールできます
       区      間お得きっぷ
まるごと日光 東武フリーパス
   電車やバスの料金を  
 都度支払った場合
東武フリーパス代金4,810円
浅草駅~東武日光駅 乗車券(往復)2,800円
    〃     特急券(往復)3,300円3,300円
東武日光駅→安川町バス停280円
安川町バス停→神橋バス停150円
東武日光駅→鬼怒川温泉駅324円
鬼怒川温泉駅→東武ワールドスクウェア駅157円
東武ワールドスクウェア駅→東武日光駅324円
東武日光駅バス停→中禅寺温泉バス停(往復)2,500円
合計(1人分)8,110円9,835円
上記の料金は2023年5月のものです。

まとめ

少人数で日光・鬼怒川温泉の観光をする場合には、電車とバスの利用が便利です。

また、お得切符を購入し活用することで予算を抑えて効率よく観光スポットを巡ることが出来ます。

自動車の長距離運転や混雑時の運転はその疲れから事故を起こすリスクが高まりますし、空いている駐車場探しで時間をロスすることもあります。

日光・鬼怒川温泉へ旅行する場合は、電車とバスの利用を選択すれば安全で快適、時間を有効に使える楽しい旅ができること間違いなしです。

この記事が日光・鬼怒川温泉方面への観光をご検討中に方のご参考となれば幸いです。

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