庭や家の周りの草刈りをしたいけど、エンジン式草刈り機は「取扱いが難しそう」といった女性はいませんか?
草刈り機を田畑へ運んで行きたいけど、「軽トラックを持っていないので困っている」という方はいませんか?
マキタの充電式草刈り機のシリーズの中には、2つに分割できる優れものがあります。
この草刈り機は、エンジン式の様な取扱いや取り回しの難しさが無く、また、軽自動車に載せて運ぶことが出来ます。
この記事では、女性や初心者の方でも簡単・快適に使うことができるマキタ充電式草刈り機(MUX18DRGM)を紹介します。
女性におすすめ!マキタ充電式草刈り機の特徴
軽量で扱いやすい設計
充電式草刈機は、エンジン式に比べ音が静かで、軽量、排気ガスが出ず、始動もボタン一つで始動できるので、誰でも使いやすい草刈機です
2分割式でコンパクトに収納
本体を2分割出来るスプリットタイプなので、車の後部座席やラゲッジスペースに載せることが出来ます。
専用のバッグも付属しているので、車内を汚すことなく車に積み込めるので助かります。
2つに分割すれば、狭い道も楽々と持ち運びが出来るので便利です。
先端アタッチメント(別売)の交換で、高枝の切り落とし、畑の耕耘など多彩な作業を行えます。
アタッチメントが豊富にあるので、草刈り機を買うならこれがでしょう!
安心の電動式で安全性抜群
作業時に異常な負荷を感知したり、本体及びバッテリーが発熱すると自動的に停止する機能が付いています。
マキタ充電式草刈り機のメリットとデメリット
軽量のメリットと使用感
エンジン駆動の草刈り機に比べてとても軽いので、長時間使用しても疲れません。
分割式のMUX18DRGMはモーターが後ろに付いているので、チップソーの回転部分が付いたヘッド部分がとても軽くて、左右・上下に楽に振ることが出来ます。
チップソーのあるヘッド部にモーターが付いてるタイプを持ってみましたが、ヘッド部が重くて左右に振るのは大変でした。
このヘッド部にモーターのあるタイプは、長時間使うのが厳しいと感じる女性の方が多いと思います。
充電式のデメリットとは?
使っているうちにバッテリーの容量が減ってきますが、次第に出力が落ちてきますので、思うように作業ができないこともあります。
長時間作業を行う必要がある場合は、バッテリー容量の多いものや、予備のバッテリーを準備することをおススメします。
- バッテリー容量が少なくなると出力が落ちる
- 長時間使用する場合は予備のバッテリーが必要
バッテリーの充電時間と持ち
バッテリーの充電時間目安
充電器には充電表示ライトがついており、満充電の「フル充電完了」と使用可能な容量の「実用充電完了」が分かります。
「実用充電完了」で満充電まで待たずに草刈り作業を開始できるので、残り少ない草刈りを早く終わらせたいときに便利ですね!
充電時間は周囲の温度やバッテリーの状態により変動しますが、付属の急速充電器DC18RFでバッテリーBL1860Bを充電すると、実用充電完了で約27分、フル充電完了で約40分です。
1回の充電でどのくらい稼働するか
軽快チップソーをでの使用時で、1充電当たりの連続運転時間は高速で約31分/低速で約1時間です。
女性に人気の理由
軽量で女性でも簡単に扱える
動力のモーターはエンジンに比べて軽量なので、女性でも楽に取り回しが出来ます。
MUX18DRGMはモータを後方にレイアウトし先端部が軽くなっているので、エンジン式同等の最適重心バランスがあり、軽快な操作性を実現しています。
コンパクトで収納も楽々
スプリットなので持ち運びもラクラクですし、分割できるので車にもサッと積めて、持ち運びもラクラクです。
安全性が高く初心者でも安心
エンジン式は混合ガソリンを燃料とするので、火気に十分に注意する必要がありますが、充電式はその心配がありません。
エンジン式はキックバックが起きても刃物が回転しているので、思わぬ事故を起こすことがあります。
充電式はキックバック時に刃物がストップしますので、エンジン式に比べて安全性は高くなります。
キックバックとは、回転している刈刃の前端から右側部分に障害物や地面が当たると、回転方向と反対側に(右側)に刈刃が跳ね返ってしまうことです。
キックバックが起こると、刈払機の制御が難しいため、重大な事故につながる危険性があります!
充電式草刈り機とエンジン式との比較
エンジン刈払機は長時間運転できる・パワーがある・準備と長期保管に手間がかかるなどの特徴が挙げられます。
モーターの刈払機は軽い・準備と保管が楽・運転時間が短いという特徴があります。
燃料不要の充電式のメリット
充電式なので、場所を選ばずに作業ができるのが大きなメリットです。
電源コードが届かない道路沿いや空き地といった、電源供給が難しい場所の草刈りに充電式が活躍します。
充電式の草刈機は、エンジン式に比べ音が静かで排気ガスが出ないので、住宅街でも使用しやすく庭の手入れに適しています。
動力モーターは、エンジンに比べて軽量で、バッテリーを装着した状態でもエンジン式に比べて軽いです。
エンジン式とのパワー比較
マキタ充電式草刈り機(MUX18DRGM)は1、8V仕様の軽量タイプのハイパワーブラシレスモータ搭載しています。
23mLエンジン式同等パワーがあり、軽快な使用感を実現(マキタ比)しています。
メンテナンスの手軽さ
エンジン式はプラグ、キャブレターなどエンジン部分のメンテナンスが必要ですが、充電式草刈り機は動力モーターのメンテナンスは必要ありません。
チップソーやヘッド部分に付いた汚れを落とすといった基本的なメンテナンスとなります。
草刈り機の選び方とおすすめのポイント
選び方の基本ポイント
草刈り機には充電式、コード式、エンジン式がありますが、各々メリットとデメリットがあります。
使用する場所、草の状態、作業時間などを考慮してタイプを選ぶ必要があります。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
充電式 | ・電源が無い場所で使用可 ・コードが無いので取り回しが楽 ・軽量で音が静か ・操作が簡単 ・振動が小さい | ・一回の作業時間が短い |
コード式 | ・長時間の使用が可能 ・軽量で音が静か ・操作が簡単 ・振動が小さい | ・電源の届く場所でしか使えない ・作業できる範囲が狭い |
エンジン式 | ・電源の無い場所でも使用可 ・パワーがある ・長時間の使用が可能 ・振動が大きい | ・音が大きい ・エンジン始動に時間が掛かる |
初心者におすすめの理由
エンジン式は給油から始動まで一連の操作が必要で、作業を開始するまでに時間を要します。
- 混合ガソリンの給油
- プライマポンプを数回押す
- チョークを閉じる
- リコイルスタータのロープを引く
- 始動したらチョークを開く
充電式はバッテリーを装着し回転数を選び、トリガスイッチを絞ればモーターが回るといった簡単な操作で済みます。
- バッテリーを装着
- 回転数を選択
- トリガースイッチを絞る
低速・高速を選択できるボタン2段変速と無段変速トリガスイッチで、草の状態や環境に合わせて適度な回転数を簡単にコントロールして作業が出来ます。
ハンドル部の形状はループハンドルになっているので、斜面などのバランスの取りにくい場所の作業がとても楽です。
エンジン刈払機はそのまま放置すると燃料が劣化して始動しなくなります。
充電式はバッテリーを外してそのまま保管しても問題が無く、ほぼメンテナンスフリーです。
- エンジン式に比べて軽量
- 回転数を簡単にコントロール
- 保管作業に手が掛からない
- メンテナンスの必要が殆どない
マキタ充電式草刈り機の保護
本体とバッテリーの保護機能
本体とバッテリの寿命を延ばすために、自動停止する機能があります。
作業時に、本体またはバッテリーに異常や残量低下の状態になると自動停止して、回転スピードインジケータとバッテリ表示ランプが点灯・点滅します。
- 過負荷保護機能
-
作業時に異常な負荷を感知すると自動停止し、回転スピードインジケータが点滅
- 発熱保護機能
-
本体およびバッテリーが熱くなると、自動停止して回転スピードインジケータが点滅
- 過放電保護機能
-
バッテリー残容量が少なくなると、自動停止して回転スピードインジケータが点滅
安全に使用するための注意点
エンジン式も同じですが、飛散防護カバーを適切な位置に取り付けて下さい。
作業中は防護メガネやフェイスガードを着用して、目や顔面の保護を行ってください。
硬い草、竹などの細かな破片や小石が飛んで来ることがありますので、本当に注意が必要です。
MUX18DRGMは保護メガネが付属しているので助かります!
マキタ充電式草刈り機のメンテナンスと修理
日常的なメンテナンス方法
事故の原因となるので、点検・整備の際には必ずスイッチを切り、本製品よりバッテリを抜いて行います。
乾いた布か薄めた中性洗剤を付けた布できれいに拭いてください。
水洗いは本製品内部に水が入り、故障の原因となるので厳禁です。
ガソリン、ベンジン、シンナー、アルコールなどを使用して拭くと、変形、ひび割れ等の原因となるので禁止です。
- 必ずスイッチを切ってバッテリーを外す
- 乾いた布か薄めた中性洗剤付けた布で拭く
- 水洗いは厳禁
- ガソリン、ベンジン、シンナー、アルコールを使用して拭かない
長く使うためのポイント
保管する際は、本製品からバッテリを取りはずして、直射日光の当たる所、軒先など雨がかかったり、湿気のある場所を避けて保管してください。
- バッテリーを長持ちさせるには?
-
• 工具の力が弱くなってきたと感じたら使うのをやめて充電する
• 満充電したバッテリを再度充電しない
• 充電は周囲温度 10 ℃~ 40 ℃の範囲で行う
• 長期間(6 ヶ月以上)使用しない場合、充電してから保管する
まとめ
エンジン式の草刈り機よりパワーが劣る充電式の草刈り機ですが、軽さ、始動が簡単、安全性が高いなどといったメリットが多くあります。
女性や初心者の方に対してのメリットが多い充電式の草刈り機を、ホームセンターなどで手に取って見て感じて下さい。
今までの鎌に頼っていた草刈りもアッという間に終了し、また、綺麗に刈り取ることが出来て気分爽快になる事間違い無しです。
この記事が、草刈りでお悩みの女性や、草刈り機初心者の方のご参考となれば幸いです。
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