2ルームテントはダイニングスペースを確保出来るので夏のキャンプには最適ですよね!
夏の暑い日差しを遮り、夕立や突然の雨に遭遇しても濡れずに済むので安心してキャンプを楽しめます。
シングルルームのテントには、多少の日除けや雨除けのスペースが設けられたものもありますが、テーブルやイスなどは納まらないのが殆どです。
運よく木陰が出来るサイトを確保出来ても時間が経つにつれて、お日様が移動していつの間にか日差しに晒されます。また、木陰は日差しは遮れても雨は遮れません。
この記事ではシングルルームテントをお持ちの方に、是非とも準備して戴きたいタープについて紹介します。
夏キャンプは夕立への対策が必須!
夏には夕立がつきものです。
夕立は正午を過ぎた頃から日没後の数時間に発生するものを指します。
夕立が発生しやすい時間帯は、午後3時から午後5時頃の間です。
1日のうちで一番気温が高くなるのが午後1時から3時で、この時間帯に上空との温度差が最大となり積乱雲が一番発達する様です。
朝の天気予報では晴れの予報、午前中は快適にキャンプを楽しんでいても午後にいきなり夕立がー...といったことがあります。
また、近年はゲリラ豪雨が多く発生し、雨・風共に強くて各地で大きな被害を出していますので、キャンプでの雨対策は重要となります。
ギ~ラ、ギ~ラ、太陽が~♪と暑い中キャンプを楽しんでいましたが...
前方の空に怪しい雲が...
突然の夕立に~♪と雨・風共に強くテント内へ一時避難!
余談ですが...雨と共に襲ってくる強風にも対策も必要です。
タープは風に煽られ易く固定したペグごと飛ばされることがありますので、ペグの選択とシッカリしたペグダウンが重要となります。
タープの種類と性能について
タープは日差しや雨を避けるための屋根で大きく『オープンタープ』と『シェルター』の2つに分けられます。
オープンタープ
ポピュラーなタープは屋根部分の生地とポールで構成されていて開放感がありますが、横殴りの雨や風には弱いといった点もあります。
オープンタイプには次の種類のものがあります。
ヘキサタープ
- 六角形(ヘキサゴン)の1枚の生地で出来たタープ
- 2本のポールで立ち上げられ、初心者でも設営が簡単
- 開放的で美しいシルエット
- 主にメインリビングとして使用
キャンプを始めた頃に一番欲しかったのがヘキサタープでした!
スクエアータープ
- レクタングラータープとも呼ばれる1枚布のタープ
- 日陰のスペースを多く確保できるので大人数にも向いている
- 6本のポールを使用することで高さを出しやすい
- 構造がシンプルなので設営のバリエーションを楽しめる
愛用しているのがスクエアータープです。リビングとしてのスペースが広く取れ、状況によってロープワークで自在に変化!
ウイングタープ
- ひし形をしている小型のタープ
- コンパクトで軽量なものが多く開放的
- 一人で簡単に設営が出来るのが特徴
- ポールの数やロープの張り方を変えることで自由にアレンジ可能
一番最初に買ったのがウィングタープです!
シェルター
シェルターはサイドにパネルが装備されていいるので、解放感は少ないですがプライバシーを確保できます。
メッシュ窓が付いたタイプは虫の侵入を防ぎ通気性も良いので夏のキャンプで活躍します。
形状はテントに似ていますが、日差しや雨を防ぐのを目的に設計しているので寝室用として使用するのは厳しいです。
シェルターには次の種類のものがあります。
スクリーンタープ
- テントの様な立体形状
- 閉鎖的な空間が作プライバシーを守れる
- メッシュ生地を多用しているので虫の侵入を防げる
スクリーンタープは作りがシッカリしていて安心感がありますね!
メッシュタープ
- レクタングラーやヘキサの形状をベース
- 前後左右がメッシュ生地で覆われて形状がテントに近い
- 四方がメッシュで覆われているので虫の侵入を防げる
ランタンの光に誘われる虫を気にせずに、家族やグループでワイワイと夕食を楽しむのに良いですね!
まとめ
夏キャンプには雨が付きものです。
小さな子供連れや、テントに納まりきれないキャンプグッズを持ってキャンプをする方に、子供やグッズを雨から守るためにタープの準備をおススメします。
タープには色々な種類がありますし、大きさや素材によって使い方も違ってきます。
自分のキャンプスタイルにあったタープを選んで、雨にも負けずに快適に楽しいキャンプが出来ることを願っています。
この記事が今からキャンプを始める方や、タープを持っていない方のご参考になれば幸いです。
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