土鍋ご飯はおひつ要らず!炊きたての美味しいご飯を食卓で御代わり

土鍋で美味しいご飯が炊けると聞くけど、「本当に美味しいの?」「時間が掛かりそう」「炊くのが難しそう」と思っている方が多いと思います。

はこフグは、殆ど毎日のように、火加減の調整が要らない土鍋で、ご飯を炊いて食べています。

土鍋を中火に掛けて、所定の時間までそのまま炊き上げるので、難しくはありません。

浸水から蒸らしまで36分しか掛からず、美味しご飯が出来上がります。

そこでこの記事では、土鍋の選び方やデメリットなども含めて、土鍋ご飯の魅力を紹介します。

萬古(ばんこ)焼の土鍋を実際に使用した感想も記載していますので、土鍋ご飯を始めたい方は、ぜひ最後まで読んでください。

目次

土鍋ご飯の魅力

土鍋でご飯を炊くのには少し手間が必要ですが、美味しいご飯が食べられます。

炊き込みご飯の美味しい『おこげ』も、土鍋があれば楽しめます。

ご飯が美味しく炊ける

土鍋は熱伝導率が低く、温まるまでに時間が掛かるので、お米の旨味を引き出す時間が長く続き、美味しく炊きあがります。

土鍋は蓄熱性が高く、高温を長時間保つので、お米がムラなく炊きあがります。

火を止めて蒸らしている時間も高温を保ち、余分な水分を飛ばすことで、お米一粒ひと粒が立って美しく炊きあがります。

土鍋の遠赤外効果で中まで火が通りやすく、全体を均一に加熱することで、お米をむらなくふっくら炊きあげます。

ガスコンロで手軽にご飯が炊ける

台所のガスコンロはもとより、卓上のカセットガスコンロでも手軽にご飯を炊くことが出来て便利です。

火加減調整の必要が無い土鍋であれば、指定の火力で最初から最後まで、一定の火力で大丈夫です。

お櫃として食卓へ置ける

炊きあがったご飯を土鍋ごと運んで食卓に置けば、お櫃の代わりになります。

食卓でご飯を盛ることが出来るので、お代わりも席を立たずに済むので助かります。

土鍋は熱くなっていますので、テーブルを痛めない為に、鍋敷きを忘れないようにしましょう。

見た目が良い!

土鍋には形や色の違ったものがあるので、自分の好みにあった見た目の物が選べます。

使わない時にはインテリアとして、台所の見える場所に置くのも良いかと思います。

土鍋選びのポイントは4つ!

土鍋の形状

土鍋には、浅型と深型がありますが、炊飯に向いているのは深型です。

ふっくら美味しいご飯を食べたい方は、深型の土鍋の中でも丸い形状がおススメです。

家族構成に合わせたサイズ

電気炊飯器と同じように、一度に炊飯する量を考慮して土鍋を購入する必要があります。

玄米や炊き込みご飯などは吹きこぼれの心配がありますので、少し大きめのサイズを選ぶ事をおススメします。

蓋と本体の構造

吹きこぼれによるコンロ周りや土鍋の汚れは、蓋と本体の構造で防ぐことは出来ます。

蓋と本体がピッタリと重なる土鍋は、炊飯中の沸騰による水分が蓋と本体の隙間からこぼれ出します。

蓋と本体に付いた糊状のものが固まって、落としにくいので手入れが大変です。

蓋が二重構造となっているものや、蓋が本体の内側に納まるタイプは、吹きこぼれにくいので手入れに手間を取りません。

温度調節の有無

ご飯用の土鍋には、温度調節が必要なタイプと、必要が無いタイプがあります。

手軽に美味しいご飯を食べたい方は、温度調節が不要と書かれている土鍋をおススメします。

土鍋のデメリット

土鍋は熱を伝えにくい素材のため、鍋の中の温度がゆるやかに上がることで、お米の甘みが引き出てご飯が美味しくなります。

美味しいご飯が炊けるというメリットに対し、デメリットもいくつかあります。

炊いている間は近くに居る必要あり

土鍋炊飯はガスコンロで行うので、火災や吹きこぼれなどに注意を払う必要があります。

長時間の保温が出来ない

土鍋は徐々に温度が低下していきますので、炊き立てを早めに食べる必要があります。

重いので取り扱いに注意が必要

陶器で出来ている土鍋は、重いので持ち運ぶ際に落として割る可能性があります。

特に取手が浅い土鍋では、指の掛かりが悪く、落としてしまう心配があります。

保管場所に困る

土鍋はそれなりの大きさがあるので、電気炊飯器と土鍋を併用する場合は、特に置き場所に困ります。

手入れが面倒

使用後の土鍋は、洗浄の後にシッカリと乾燥させる必要があるため、置き場所に困ります。

火加減がうまく行かないと、土鍋の底に焦げ付きが起こり、落とすのが大変です。

ばんこ焼土鍋を使った感想

我が家の土鍋は、萬古(ばんこ)焼の「きつさこ土鍋」です。

サイズは2号で、2~3人分のご飯が炊けます。

選んだ理由

炊飯用土鍋のデメリットである、吹きこぼれ、火加減、持ち運びの3点を重点に検討して選びました。

吹きこぼれなし

二重蓋に加えて、外蓋が本体の内側に納まる構造となっているので、吹きこぼれ対策がシッカリと出来ています。

火力は中火のみ

炊飯途中での火力調整の必要が無く、ガスコンロを点火し中火に合わせ、ご飯が炊きあがるまでそのままでOKです。

指掛かりの良い取手

シッカリと指が掛かる取手が付いているので、お櫃として使うのに、台所から食卓へ安心して運べます。

炊飯は簡単な3ステップ

土鍋での炊飯は「お米を浸す」「中火で加熱す」「蒸らしてほぐす」の順番で簡単に出来ます。

ステップ1:お米を浸す

お米を洗って、お好みで10分~30分ほどお米を水に浸して、水分をシッカリと吸収させます。

お米が水を吸ったらザルでシッカリと水気を切って、土鍋に移し適量の水を加えます。

ステップ2:中火で加熱する

土鍋をガスコンロに載せて、特に加熱の調整はせずに、お米を炊く量に合わせた時間(1合:11分)、ずっと中火で炊き上げます。

ステップ3:蒸らしてほぐす

加熱時間が終わったら、10分~20分ほど放置して蒸らします。

蒸らした後は、ご飯をほぐして余分な水分を飛ばします。

はこフグ

お米1合を浸水10分、加熱11分、蒸らし15分で炊いています。

美味しく炊きあがる

きつさこ土鍋は、コーディエライトを含んでおり、土鍋の内側表面に微細な凹凸ができています。

加えて、高い蓄熱性を持つために、小さく細かい泡が出てお米に熱を均一に伝えることで、ふっくらツヤツヤな美味しいご飯が炊きあがります。

まとめ

土鍋で炊くご飯は、ふっくらツヤツヤで美味しいです。

土鍋にも拠りますが、1合の場合は、浸水から蒸らしまで40分弱で出来るので、電気炊飯器の通常モードよりも短時間で炊けます。

土鍋をお櫃として食卓へ置けば、ご飯のお代わりも台所まで行く必要が無く、とても便利です。

この記事が土鍋ご飯を検討中の方のご参考となれば幸いです。

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