草刈り機はメインパイプが長いので、車に積んで運搬するのに困っている、という方はいませんか?
マキタの充電式草刈り機(MUX18DRGM)は、メインパイプを2分割に出来るので、軽自動車でも運搬することが可能です。
この記事では、マキタ充電式草刈り機(MUX18DRGM)の分割機能などについて、写真を使って分かり易くご説明します。
マキタ MUX18DRGMの特徴
基本仕様とスペック
バッテリー | 直流18V、スライド式Li-ionバッテリ |
ハンドル部形状 | ループハンドル |
1充電あたりの連続運転時間 | 高速:約31分 低速:約1時間 ※軽快チップソー使用時 |
回転数(min-1)[回転/分] | 高速:0~7,000 低速:0~5,000 |
製品寸法 | 長さ1,840mm×幅230mm×高さ175mm ※刈払アタッチメント含む(モータ部のみ:長さ978mm×幅225mm×高さ175mm) |
質量 | 4.1kg ※バッテリ含む。EM402MP装着時。チップソー、プロテクタ、肩掛けバンド等を除く |
同梱されているアイテムは?
マキタMUX18DZ本体と刈払いアタッチメント、バッテリー、充電器、ツールバッグが同梱されています。
ホームセンターではなく、アマゾンで購入しました。
付属品の取り付け
ハンドル、飛散防止カバー、チップソー、肩掛けベルトの取り付けが必要です。
ハンドル取り付け用の部品と、必要な工具が入っています。
ボックスドライバー、六角レンチが同梱されているので助かりますね!
取六角レンチで、簡単に取り付け出来ます。
六角レンチは、ハンドルに収納出来ます!
飛散防護カバーは、下の写真の様な状態で同梱されています。
金属製のパーツを六角レンチで外して、センターポールに付けます。
センターポールの矢印に合わせて取り付けます。
刈刃を取り付ける際は、下の写真の様に六角レンチを差し込んで、回転部を固定する必要があります。
ボックスレンチで締める為に固定が必要です。
ベッド部の凸部に刈刃をセットします。
留め具とボルトでシッカリと固定してください。
続いて肩掛けバンドの取り付けです。
赤い部分に緊急離脱ボタンが付いています。これで簡単に外すことが出来ますよ!
金属のフックを本体に引っ掛けます。
初めての方でも、ハンドルも飛散防護カバー、刈刃は付属の工具で簡単に取り付けることが出来ます。
便利なスプリット式とは?
草刈り機の動力部と、草刈り刃の付いたヘッド部をつなぐメインパイプを、分割できるのもをスリット式と呼びます。
メインパイプ部分を分割すれば、運搬時や収納時に場所を取りません。
また、別売のアタッチメントを取り付けることで、庭木の手入れなど草刈り以外の作業も出来ます。
あれこれと器具を買わずに、アタッチメントで作業を切り替えられるので、コストパフォーマンスがとても高いです。
充電式とエンジン式の比較
充電式はエンジン式に比べて軽く、始動も簡単なので、取り回しや取り扱いに優れています。
分割メーンパイプの性能と利便性
分割式メインパイプの使い方とコツ
アッタッチメントは、ロックレバーとボタンで素早く簡単に脱着出来ます。
アタッチメントを取り付ける場合は、ロックレバーを緩めて、アッタチメントのピン位置を合わせ、奥まで差し込むだけです。
リリースボタンが上がって、アタッチメントが固定されます。
取り外すときは、ロックレバーを緩め、リリースボタンを押してアタッチメントを抜きます。
分割式のメリットとデメリット
分割式のデメリットとして考えられるのが、アタッチメントの接続部分の強度ですが、普通に使う分には全く問題がありません。
パイプの強度が高く、接続部分には十分な長さを確保しているので、接続したところから折れるような心配はありません。
メリットは何といっても、運搬、収納時に場所を取らないということです。
折り畳むことで長さが短くなり、軽自動車での運搬や、狭い場所での収納・保管も出来ます。
作業中の安定感とバランス
アタッチメントは、ロックボタンとリリースボタンでシッカリと固定されています。
作業中に接続部分にガタツキや緩みもなく、また、バランスもシッカリと取れているので、安定した作業が行えます。
バッテリーの充電時間と持続時間
バッテリーの充電は、実用充電完了が約27分、フル充電完了が約40分となっています。
バッテリーの持続時間は速度によって変わってきますが、連続運転時間は約31分~60分です。
正直に、バッテリーの値段が高いので連続運転時間には不満があります。
草の種類に合わせて、低速と高速を切り替えて使用しましたが、約40分でバッテリー切れとなりました。
庭や家の周りの草刈りでは、十分な時間かも知れません。
実用充電完了までが約27分と短いので、充電中に他の作業を行ったり、休憩を取れば問題ないと思います。
横から見たバッテリーとカバーです。
上から見たバッテリーとカバーです。
ランプと表示で、状態がとても良く分かります。
バッテリーの取外しに改善が欲しいです。
充電式は、エンジン式に対してパワーが劣りますが、マキタ MUX18DRGMは、エンジン式の23ml相当のパワーがあります。
操作はとても簡単!
バッテリーをセットしたら電源ボタンを押して、高速、低速を選択します。
速度を選択し、グリップを握ってトリガーを絞ります。刈刃が回転し、作業を開始できます。
トリガーの絞り具合で、低速・高速を選択した範囲内で、回転速度の調整も出来ます。
アタッチメントの種類と用途
標準付属のアタッチメント
シャフト、チップソー(刈刃)、飛散防護カバーで構成される、刈払いアタッチメント(EM402MP)が標準で付いています。
シャフトに各パーツを取り付ければ、アタッチメントの完成です。
追加で購入可能なアタッチメント
刈払いアタッチメントの他に、ブロアーやパワーブラシ、ポールソーなど、10種類以上のアタッチメントが別売されています。
ツールバッグでコンパクト収納
ツールバッグが付属しているのは、本当に助かります。
2分割した草刈り機とバッテリー、充電器など必要なものが全てこのツールバッグに収納出来ます。
内側、外側に多くのポケットがあるので、収納したい物のサイズに合わせて各ポケットに収められます。
デザインも色合いも良いので、部屋に置いても良いですね!
まとめ
草刈り機も2分割すれば、軽自動車にも載せて運ぶことが出来るのでとても便利です。
接続部分もシッカリとロックされるので、作業時にガタつくなどの心配はありません。
収納袋も付属されているので、車での運搬時に車内が汚れることも無いですし、部屋に収納することも出来ます。
マキタ充電式草刈り機MUX18DRGMは、23mlエンジン式と同等のパワーがあります。
草刈り機を購入する検討の際に、候補の一つに加えて見ては如何でしょうか?
この記事が草刈り機の購入を検討中の方のご参考になれば幸いです。
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